作品紹介2

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顔のない男

顔のない男

多摩川沿いの公園で、全身を骨折した空木精作の惨殺死体が発見された。
彼は周辺の住民との接点も交友関係もない男だった。
原口と又吉、二人の刑事は空木の自宅で、一冊の大学ノートを発見する。
ノートを調べるうちに二人は次々に新たな事件に遭遇する。
空木とは一体何者だったのか?
本格長篇ミステリー。

文藝春秋 2000/10
文藝春秋 2003/10 文庫化 カバー


親不孝通りディテクティブ (鴨ネギコンビシリーズ第1弾)

親不孝通りディテクティブ (鴨ネギコンビシリーズ第1弾)

高校時代の「鴨ネギコンビ」、博多っ子のテッキとキュータ。
ぴったり息の合った二人だが、なぜだかヤバイ事件に首を突っ込む羽目になるんだなあ…。
ちょっぴりセンチメンタルなハードボイルド・ストーリー6編を収録。

実業之日本社 2001/02
講談社 2006/08/12  文庫化  カバー

 親不孝通りラプソディー(シリーズ第2弾)


蜻蛉始末

明治十二年、政商・藤田傳三郎は贋札事件の容疑者として捕縛された。
その十七年前、高杉晋作の元に集まる志士たちの中に傳三郎がいた。
幼馴染みの“とんぼ”宇三郎が影のように寄り添う。
奇兵隊結成、禁門の変…
幕末から明治にかけての激動の世の中で「光」と「影」の宿命を負った二人の友情と別離、
対決を描く傑作歴史長篇。

文藝春秋 2001/06
文藝春秋 2004/08 文庫化 カバー


共犯マジック

共犯マジック

人の凶兆・不幸のみを予言する、謎の占い書「フォーチュンブック」。
読者の連鎖的な自殺を誘発し、回収騒ぎにまで発展したこの本を、松本市のとある書店で偶然入手した、七人の男女。
彼らは、運命の黒い糸に搦めとられ、それぞれの犯罪に手を染める。
そして知らず知らずのうち、昭和という時代の"共犯者"の役割を演じることに…。
錯綜する物語は、やがて、驚愕の最終話へ―!!

徳間書店 2001/07
徳間書店 2004/10 文庫化 カバー


孔雀狂想曲

孔雀狂想曲

日々是好日?
骨董品をめぐって今日も事件が…。
いつも開店休業状態の下北沢の骨董屋・雅蘭堂。
でも人々の思いのこもった「モノ」をめぐって事件が起きれば、雅蘭堂主人は名探偵となって謎を解決! 
傑作ミステリ連作短編集。

集英社 2001/10
集英社 2005/01 文庫化 カバー


狐闇 (冬狐堂・宇佐見陶子シリーズ第2弾)

狐闇 (冬狐堂・宇佐見陶子シリーズ第2弾)

 魔鏡を競り市で手に入れたことで、宇佐見陶子の運命は変わった。
市に参加していた男が電車に飛び込んだのを皮切りに周囲で命を落とす者が続出。
陶子は絵画の贋作作りの汚名を着せられ、骨董業者の鑑札を剥奪されてしまう。
狡猾な罠を仕掛けたのは誰か。
満身創痍の捜査行は日本の歴史の断層に迫っていく!

講談社 2002/06
講談社 2005/05 文庫化 カバー 

 狐罠(シリーズ第1弾) 
 緋友禅(シリーズ第3弾) 
 瑠璃の契り(シリーズ第4弾)


触身仏 (蓮丈那智フィールドファイルII)

触身仏 (蓮丈那智フィールドファイルII)

 異端の民俗学者・蓮丈那智の元に「特殊な形状の神」の調査依頼がきた。
調査に出かけた那智と助手の三国だが、手紙の差出人が失踪を遂げてしまい…。
表題作をふくむ全5編。学問とミステリが融合した「民俗学ミステリ」第2弾。

新潮社 2002/08
新潮社 2005/07 文庫化 カバー

 凶笑面(シリーズ第1弾)   
 写楽・考(シリーズ第3弾)   
 邪馬台(シリーズ第4弾)
 天鬼越(シリーズ第5弾)


緋友禅 (冬狐堂・宇佐見陶子シリーズ第3弾)

緋友禅 (冬狐堂・宇佐見陶子シリーズ第3弾)

陶子は、無名の作者のタペストリーに惚れこみ、全作品を買い上げることを即決。
しかし作品は届かず、作者のアパートを訪れた陶子は彼の死体を発見する。
半年後、陶子は意外な場所でタペストリーを再び目にする……。

文藝春秋 2003/01
文藝春秋 2006/01 文庫化 カバー

 狐罠(シリーズ第1弾) 
 狐闇(シリーズ第2弾) 
 瑠璃の契り(シリーズ第4弾)


桜宵 (香菜里屋シリーズ第2弾)

桜宵 (香菜里屋シリーズ第2弾)

今夜も《香菜里屋》で、ひとつ謎が明かされた。旨いビールに、しゃれた酒肴。
そして何よりこの店には、事件を読み解く心がある。事件のきっかけは不意に訪れる。
「桜宵」
一度訪ねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントです。
「犬のお告げ」
《悪魔のリストランテ》と異名をとる、リストラ要員選びのホームパーティを開いているそうだ。
「旅人の真実」
あの金色のカクテルに固執するお客は、あれから来ましたか。
「約束」
たった一つの旅の思い出、それがこの店なんですよ。

講談社 2003/04
講談社 2006/04 文庫化 カバー

 花の下にて春死なむ(シリーズ第1弾)   
 蛍坂(シリーズ第3弾)   
 香菜里屋を知っていますか(シリーズ第4弾)


支那そば館の謎 (裏京都シリーズ第1弾)

支那そば館の謎 (裏京都シリーズ第1弾)

嵐山の奥の奥にある、ちょっとマイナーな名刹・大悲閣千光寺には次々と奇妙な事件が持ち込まれて…。
元広域窃盗犯にして寺男の有馬次郎と、穏やかな相貌と鋭い観察眼をあわせもつ住職の二人が、みやこ新聞の自称「エース記者」折原けいや、京都府警の碇屋警部と共に難事件の謎に迫る!
京の風情と人情と、密やかな悪意と。傑作本格推理!
誰も知らないミステリアス京都をご案内します。

>光文社 2003/07
光文社 2006/07/12 文庫化 カバー

 花ぶぶ漬け伝説の謎(シリーズ第2弾)